5S改善事例:在庫用現品票作成

【結果/効果】

(なにが)
在庫品の明示がメモ書きで良くない。
(どうなった)
専用の現品票を作成。最小限度の記入で済むように作成
した。見た目も統一されるし間違い防止にも繋がる。

【専門家コメント】

改善活動ありがとうございます。
仕掛品の現品票を変更した改善例ですね。

現品票のフィーマットを決めたことで、
記入すべき項目が明確になりました。

改善前の状況では、「良品」なのか、「未完成品」なのかが分からず、
箱を開けて確認する必要や、
「未完成品」と「良品」を間違えて取り扱うこと可能性もあったと思います。

表示が明確になったことは、一歩前進ですね。

■更なる改善の視点
今後、さらなる改善を進めるのであれば、下記の観点もご検討ください。

1.「未完成品」と「良品」で色違いの現品票にする。
  例えば、未完成品は「黄色」、良品は「青」といった具合に色で識別する。

2.整理整頓を進め、「未完成品」と「良品」を別のエリアに保管する。
  同じエリアに識別間違いが起きる可能性のあるものは置かない。

上記の改善を実施すると、「識別間違い」や「探すムダ」が削減されると考えいます。

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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