5S改善事例:NC用バイスの締め付けハンドルの改善

【結果/効果】

(なにが)
ハンドルのシャフトを改造して一回転できるように
したので、ハンドルを付け直すムダが
(どうなった)
1日平均で175秒短縮×6日
〈1カ月20日稼働で試算してください〉
1カ月あたり:1050秒削減
〈1日○○秒削減×発生日数○○日〉

【専門家コメント】

改善活動ありがとうございます。
設備調整のためのハンドルのシャフトを改良した事例ですね。

改善前は、ハンドルが設備に接触するため半回転しかできない状況でしたが、
改善後は、ハンドルを自由に1回転できるようになりました。

設備調整の度に発生する作業なので、
改善の効果は、1つきあたり1050秒(約18分)という大きな改善です。

段取り替えの時間短縮は、付帯作業時間を減らし、
付加価値を作る加工時間の増加に繋がるので有効な改善です。

■次なる改善
次なる改善としては、段取り替え手順を標準化し、
作業マニュアルを活用することで、作業者間のバラつきを減らすことが有効です。

上記のNC用バイスについては、品種ごとの締め付け方をルール化・標準化することを検討してください。

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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