5S改善事例:改、行き先ボードの改良

【結果/効果】

(なにが)
取りに行く時間
(どうなった)
4秒x20日=80秒

【専門家コメント】

改善活動ありがとうございます。

今回は、前回の行き先管理ボードをさらに進化させた改善事例ですね。

行き先だけでなく帰社時間を記載することで、
より正確な在席・不在の状況が把握できるようになり、業務の引き継ぎや連絡のタイミングがスムーズになります。また、記載に使うマーカーの置き場を定めることで、使いたいときにすぐ使える状態が維持され、記入忘れや記入ミスの防止にもつながります。

個人の行き先・出先管理を見える化するポイントは、
まず誰でもすぐに情報が把握できる表示方法を採用することです。

ホワイトボードに名前・行先・帰社予定時間を記入する形式は、
シンプルで分かりやすく、情報の共有にも適しています。

次に、記入ルールを明確にし、全員で徹底することが重要です。
たとえば、「外出前に必ず記入」「帰社後は速やかに消去」などのルールを設け、定期的に運用状況を確認しましょう。

小さな工夫の積み重ねが、職場全体の業務効率とコミュニケーションの質を大きく向上させます。

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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