5S改善事例:時間短縮

【結果/効果】

(なにが)
スムーズに作業できる
(どうなった)
1回 10秒が3秒に
一日 10回 70秒の短縮

【専門家コメント】

改善活動お疲れ様です。

今回の改善は、作業台の寸法を小さくして、移動動線を確保した取り組みです。

改善前は、作業台が通路の邪魔になり、移動するたびに作業台を動かす必要がありましたが、改善後は、作業台のサイズが小さくなったことで、歩行や通行がスムーズに行えるようになりました。このような動線の確保は、作業の効率化だけでなく、作業者の安全性の向上にもつながる重要な改善です。

■通路・工場レイアウトのポイント
工場のレイアウトを考える際には、通路の幅をあらかじめ標準化しておくことが有効です。具体的には、人が通る通路は70cm幅、ハンドリフトが通る通路は120cm幅といった基準を設けるのが効果的です。このように通路の幅を事前に決めておくことで、作業者の移動がスムーズになり、ハンドリフトの操作も容易になります。

今後、レイアウトを検討する際には、通路幅の標準化も検討してみてください。

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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