

【結果/効果】
(なにが)
品番・品名・番号を表示
見た目も良くなり取り出しやすくなった
(どうなった)
1日平均13秒×月間の発生日数20
1カ月あたり:260秒=260円削減
【専門家コメント】
クランパーに表示がなく、
必要な器具を特定するのに時間がかかっていたのを、
品番と品名など、番号を明確に表示することで、
即座に識別できるようにした改善ですね!
これにより、探す時間が削減され、
作業がスムーズになっただけでなく、
誤使用のリスクも減らせる重要な改善です。
ありがとうございました!
しかし、この改善は本当に長期間維持できるでしょうか?
例えば、
- 表示が汚れたり、剥がれたりした場合の対策はあるか?
→ 定期点検や貼り替えのルールは決めているか? - 新しいクランパーが追加されたとき、表示のルールは守られるか?
→ ルールを標準化し、誰でも同じ管理ができるようになっているか? - 識別をさらにスムーズにする工夫はあるか?
→ 例えば、色分けや配置の最適化など、より分かりやすくできないか?
「貼っただけ」では、時間が経つと
元の状態に戻ることが多いです。
「長期的に維持できる仕組み」 を考え、
さらにレベルアップを目指してみてください!
次回の改善報告では、「維持管理の工夫」 にも踏み込んだ取り組みを期待しています!
5Sレベルの評価
今回の改善を、辛口評価でチェックしていきます。
(1)成果の大きさ
クランパーの識別が容易になり、
探す時間を削減するとともに、誤使用の防止にもつながった点は評価できます。
ただし、作業全体への影響度や生産性向上の効果は限定的なため、
「満足のいく成果である改善」と評価します。
→ B(12点)
(2)改善の独自性
品番・品名の表示による識別向上は、
多くの現場で取り入れられている基本的な手法であり、
特に目新しい工夫は見られません。
「誰でも思いつく改善」と評価します。
→ D(4点)
(3)改善の難易度
表示を作成し、クランパーに貼り付ける作業は比較的簡単で、
特別な技術や長時間の作業を必要としません。
「数分でできた改善」と評価します。
→ D(4点)
(4)清潔レベル
表示が汚れたり剥がれたりした場合、
再び識別しにくくなる可能性があります。
また、新しいクランパーが追加された際の対応が決まっていなければ、
識別しづらいものが出てくる可能性もあります。
このままでは「何かのきっかけで再発する改善」と評価します。
→ C(8点)
(5)習慣(しつけ)レベル
ラベルの貼り替えや、新規クランパーへの対応ルールがなければ、
改善が形骸化し、効果が薄れてしまう可能性があります。
「徹底すべきルールを設定した改善」と評価します。
→ C(8点)
合計点数:
12(成果) + 4(独自性) + 4(難易度) + 8(清潔) + 8(習慣) = 36点
5Sレベル:C(31~45点)
今回の改善は、「即効性はあるが、維持管理の仕組みが不十分な改善」 です。
識別しやすくなったことで短期的な作業効率は向上しますが、
「長期的に維持できる仕組みがなければ、効果が薄れるリスクがある」 ため、
更なる対策が必要です。
今後の課題として考えるべきポイント
✅ 表示が汚れたり剥がれたりした場合の貼り替えルールを設定する
✅ 新しいクランパーが追加された際の管理基準を標準化する
✅ よりスムーズな識別のため、色分けや収納場所の最適化を検討する
「貼るだけの改善」で終わらせず、
「維持・管理の仕組みを構築する改善」 を目指していきましょう!
次の改善報告では、「維持管理の工夫」 にも踏み込んだ取り組みを期待しています!