5S改善事例::部品棚の整理

【結果/効果】

(なにが)
一番使用する部品を
(どうなった)
取りやすい位置に移動し、明示を行った。

【専門家コメント】

改善活動ありがとうございます。
棚に保管している部品の場所を使用頻度によって変更し、さらにそこに部品名称を明示した改善事例ですね。
単に明示しただけでなく、使用頻度によって場所を考えられたとのこと、素晴らしいと感じました。
お疲れさまでした。

棚に表示を付けることで場所がわかりやすくなったと思います。

そこで、さらなる改善として、まずは、棚の表示を種類別に色分けして、
さらになるべく大きな字で表示してみてください。
今黄色の表示となっており、これが意味を持っていれば問題はないのですが、
とりあえず目のまえにあったのが黄色だったという場合は、ぜひ色別管理を
考えてください。

色を上手く使うことで識別管理がしやすくなり、少し離れた場所からも
目当ての部品を容易に探し出せるようになります。

次に、せっかく色別管理をするのであれば、棚の表示の色に合わせて
現品票にマーカーで同じ色をつけるようにしてみてください。
そうすれば、部品の使い間違いや混入の防止にも役立ちます。

次回の改善報告を楽しみにしております。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

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