5S改善事例:歩行距離の短縮

【ビフォー】

【アフター】

【結果/効果】

(なにが)
歩行距離のムダが
(どうなった)
1日平均で30秒短縮×月間の発生日数60
1カ月あたり:1800秒削減
金額効果としては1800円

【専門家コメント】

改善活動ありがとうございます。

今回は、プレス機の奥にあったゴミ箱を作業者の手元近くに移動することで、
不要な歩行距離を削減された事例ですね。

1回あたり30秒の短縮が、月間60回で合計1800秒、金額換算で1800円の効果につながっており、
時間とコストの両面で有効な改善です。

さらに、ごみ箱の定位置をラインテープで明示されたことも、
位置のバラつきを防ぐ再発防止策として非常に効果的です。
こうした「ちょっとした工夫」が、継続的な5Sの維持・定着には欠かせません。

改善の成果を数値で可視化し、全員で共有することは、現場のモチベーション向上にもつながります。
小さな改善でも積極的に称賛し合う文化を育てることで、5S活動の停滞防止にもつながります。
今後も、気づきを行動に移す改善活動を継続していきましょう。

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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