5S改善事例:机の引出しの表記 2

【結果/効果】

(なにが)
机の各引出しに表記したので他の人が
見ても引出しの中身がわかる。
(どうなった)
10秒/日X20=200秒の短縮
1カ月あたり:200秒短縮
200秒X1円=200円短縮

【専門家コメント】

前回に引き続いての机の引き出しの表記の改善ですね。

今まで何が入っているかわからなかった状態から
机の引き出しの中に何が入っているかを明示した事例は、
共同で実施する事務作業の効率化に大きく貢献する改善ですね。

素晴らしい改善活動をありがとうございました。

さて、さらなる改善へのアドバイスですが、
前回の内藤講師も指摘しているように
分類とラベリングをさらに徹底するとよいでしょう。

たとえば、「仕入帳(何年~何年)※何年より前は書庫」など、
使用目的や管理単位を明示してみてはいかがでしょう。

これにより、誰が見ても中身がひと目で分かり、
探す時間を大幅に短縮できます。

さらに言えば、ペーパーレス化にも取り組んでいただければと
思います。

書類をデータ化することで、書類倉庫の場所が空いたり
探す手間が削減できたりといいことづくめです。

ぜひ、一度試してみてください。

次回の報告を楽しみにしていますね。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

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