5S改善事例:時間短縮、間違い防止

【結果/効果】

(なにが)
部品の左右をよく間違えて作業台に
置いていた
(どうなった)
オリコンから出す際の確認
2秒が0秒に×30回=60秒
作業台での選別
3秒が0秒に×30回=90秒
月に150秒が0秒に
年に1,800円の削減

【専門家コメント】

改善活動ありがとうございます。
左右の取り違えが発生しやすい治具の表示方法を変更した改善事例ですね。

もともと識別管理されていたものを、
「耐久性」と「識別のしやすさ」の観点から改善を発展させた素晴らしい改善です。

治具を収納する箱にも、「赤」と「青」で識別表示のマークをつけたところにも工夫がみられます。


■色の活用について
5S管理や識別管理を行ううえで、色を活用するのは、重要なポイントです。
人は「文字による識別」よりも、「色による識別」の方がしやすいです。
色は言葉であり、色を有効に活用することが、5S管理や見える化を進めるコツです。

現状を良しとせずに、レベルアップ図った改善であり、
継続した改善か進めれれていると評価します。

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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