5S改善事例:時間短縮 3

【結果/効果】

(なにが)
探す時間がなくなった
(どうなった)
1回1秒 200台
一日 200秒の時間短縮

【専門家コメント】

改善活動ありがとうございます。
ハンマー(工具)の置き方を決めた改善事例ですね。

工具類の置き場を決める際には、
作業効率・安全性・5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を考慮することが重要です。

まず、使用頻度が高い場所に配置し、作業動線を短縮します。
次に、壁掛けや工具ラックを活用し、視認性を高めることで探す手間を省きます。
影絵表示やラベルを付けると管理がしやすくなります。

さらに、落下防止策(マグネットホルダーやフック)を取り入れ、事故を防ぎます。
最後に、定位置管理を徹底し、使ったら戻すルールを明確化することで、
紛失や混乱を防ぎ、作業効率を向上できます。

■今後の改善ポイント
1)ハンマーを取りやすくする改善(ハンマーを置く方向、位置の固定化)
2)ハンマーが落下することを防止する改善。(フック、姿絵の活用)

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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