5S改善事例:商品の部品が多いので間違えてしまう

【結果/効果】

(なにが)
ラミネートをして部品がわかりやすくなり
探すムダと間違いのロスがなくなった
(どうなった)
1日平均で30分短縮

【専門家コメント】

製品に使用する部品が一応区分けされているものの
少し乱雑になっているため、探す手間と間違いによる
ロスが発生していた状況から、
部品の種別を一覧にした写真をラミネートして
用意することで、探す手間と間違いロスを低減した
事例ですね。

ムダを排除する第一歩である「見える化」を実現した
素敵なアイデアだと感心いたしました。

とても素晴らしい改善事例をありがとうございました。

さて、今後の改善提案としては、
この部品が入っている箱そのものを
取り替えてみてはいかがでしょうか。

整頓の究極の形は、3定(定位・定品・定量)が
置き場そのもので実現できていることです。

部品を配置位置を示すINDEXを作ることも
当然必要ですが、INDEXを頼りに部品の場所を
特定した後、その場所における明示も
していただけると、よりムダの排除に繋がりますよ。

ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

では、次なる改善を楽しみにお待ちしております。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

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