5S改善事例:冷暖房の置き場所の明示と位置決め

【結果/効果】

(なにが)
いろいろな所に置いてあるので、探し回る
のに最大で約5分掛かる事もあった
(どうなった)
使用後に直す位置を決めたので探し回らな
くなり時間が短縮できた

【専門家コメント】

冬の寒い時期に使用するストーブが
これまでは、現場で使いっぱなしで
置かれていた状態を、ストーブをしまっておく
置き場所を作成し、明示することで
使いっぱなしをなくして、探す手間を省いた
改善事例ですね。

置きっぱなしが発生していた状態を
帰る場所の設置というルールを設定して
改善した素晴らしい事例ですね。

改善活動をありがとうございました。

さて、今後の改善提案についてですが
ルールを作ったからと言って、
すぐにこれまでの置きっぱなしにしていた
習慣が無くなるということは、
私の経験上とても難しいと感じています。

そこで、ぜひ取り入れていただきたいのが
各ストーブに番号を振って、番号ごとに
担当者を設定して、ストーブ置き場に
明示しておくことです。

そうすることで、だれが管理している
ストーブが置きっぱなしになっているのかが
一目でわかりますし、担当者を設置することで
責任感も生まれて、維持継続が可能となります。。

ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

では、次なる改善を楽しみにお待ちしております。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

目次