5S改善事例:作業台下のスペースに棚を作成する。

【結果/効果】


(なにが)
作業台下のスペースが無駄になっていた。
(どうなった)
棚を作成し、物を置けるようにした。

【専門家コメント】

作業台下に棚を製作して、スペースを有効活用する改善事例ですね。
いままで活用できていなかったスペースに目を向けられたのは、
とても素晴らしい感性の持ち主とお見受けしました。

せっかくスペースを確保したのであれば、より有効活用したいところですね。
そこで、収納場所の改善も一緒に実施してしまいましょう。

やりかたとしては、
➀まずこの作業台で作業する時に必要な工具や備品を洗い出す。
②何をどこに置くのか 表示をする
③ 置き方のカタチを描く
ことで、何をどこにおくのか、姿置きの要領で半強制的に置き場所を明示するようにします。

これによって、表示と違うモノは置きにくくなりますし、違う向きで置きにくくなります。

そういったルールを作ったり
誰が見てもわかりやすくしたり
ルールを守りたくなる工夫を実施することで
モノをどこかに置きっぱなしになって探したり、買い直したりする時間がなくなります。

次の改善事例として期待していますね。
引き続きがんばってまいりましょう。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

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