5S改善事例:バレル加工状況の見える化

【結果/効果】

(なにが)
確認する時間が
(どうなった)
平均で30秒程短縮

【専門家コメント】

バレル加工状況に関する情報を確認するために
以前は作業伝票を一つずつめくらなければ
いけなかった状態を、バレル加工と乾燥の2工程の
作業計画と進捗状況を一覧表として見える化することで
確認作業の短縮につなげた事例ですね。

隠れて埋もれてしまっている情報を
目の前に引っ張り出すことでその活用を容易にした
素晴らしい改善事例ですね。

お金を直接生み出さないが必要な作業である
進捗確認作業を簡素化できたことは
当然、コスト削減効果や納期管理の正確性にも
寄与できます。
ありがとうございます。

今後の展望としては、紙媒体を使用する現状から
もう一歩進化してITの活用を検討してみてください。

Excelなどの表計算ソフトや、プロジェクト管理ツールを
活用し、それをモニターに表示させることで、
より高度な進捗管理が可能になります。

また、データ収集や更新までも自動化することで、
進捗確認そのものの作業効率も向上させることができます。

さらなる改善活動を期待しております。
がんばってください。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

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