5S改善事例:コンセント部分の明示

【結果/効果】

(なにが)
何のコンセントが刺さっているかわからなかった。
(どうなった)
差し込み部に明示を行い、一目で分かるようにした。

【専門家コメント】

たとえば安全上、コンセントを抜き差しする時に
どのコンセントがどの設備に電源供給しているものかわからず
ずっと線をたどっていって確認する時ってあります

そうしないと安全に抜き差ししてもよいか
わからないですものね

でもこうやってコンセントそのものに
どれに電源供給してるのか表示していれば
何本も線をたどっていかなくてもわかります

これで安全性が上がり、かつ確認する時間が短縮された改善です

なかなか展開が効きそうな改善で
得られる効果も高い素晴らしい発想かと思います

そしてさらにこういった改善を進めるなら

もう一歩踏み込んでいただき
色別管理を採用することもありですよね

小さなカラーラベルと呼ばれる小さな丸いシールがあります

【参考アイテム】Sponsored link
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これらを活用することで
赤色はよく考えてから電源をはずすコンセント
青色はなにも考えなく外しても問題にならないコンセント
黄色は状況によって判断が変わるコンセント など
グルーピングをすることで判断時間を短縮することが可能です

ま、多くは赤色だけ気を付ければよい、と認識するだけで
かなり普段の安全度は上がりますよね

ぜひ参考・応用して、よい改善を積み上げてくださいませ。

あなたのレベルの高い次なる改善実績を心待ちにしております。

この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。13年間で700社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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