5S改善事例:カバーの専用化

【結果/効果】

(なにが)
ビニールのサイズを合わせて探すムダが
無い様に明示をした
(どうなった)
1日平均で10秒短縮×月間12日
1カ月あたり:120秒削減
金額効果は120円

【専門家コメント】

これまでビニールカバーの種類やサイズが不明確で
探す手間と時間がかかっていた状態を、
設備に合わせたサイズのカバーを作成し、
赤いテープで番号を明示して識別できるように変更した改善ですね。

この改善により、必要なカバーが素早く見つかり、
作業の効率化に大きく貢献したと思います。
さらに、番号を付ける工夫で誰でも迷わずに扱えるので、
全員にとって使いやすい環境が整いましたね。
素晴らしい取り組みをありがとうございます!

次に考えたいのは、識別の精度をさらに高める工夫です。
例えば、各番号の意味を記したリストを掲示したり、
カバーが使用された後の戻し場所を決めておくことで、
「整頓」を徹底し、乱れを防ぐことができます。

また、破れや劣化が発生した際の交換ルールを設定しておくと、
いつでも清潔で適切な状態を維持できます。
こうした仕組みが「清潔」を保つ鍵になりますね。

今回の改善をぜひ維持・発展させながら、
次の課題にも積極的に取り組んでみてください。
あなたの次の素晴らしい改善報告を楽しみにしています!

この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。13年間で700社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

目次