5S改善事例:カス受けの専用化

【結果/効果】

(なにが)
金型に合うカス受けを探すのが大変だった
(どうなった)
取り付けの決まっている機械の横に専用の
カス受けを置き探す時間が無くなった
〈約5分の短縮〉

【専門家コメント】

カス受けが整理されておらず
金型に適合するカス受けを探すのに時間がかかっていたのを、
各機械の横に専用のカス受けを設置し、
使用する場所を明確に表示した改善ですね!

金型とカス受けの組み合わせが一目で分かることで、
探す時間がゼロになり、作業の流れがスムーズになったはずです。
さらに、作業スペースが整理され、動線も効率的になったことで
作業のしやすさが向上した点も大きな成果です。
素晴らしい改善をありがとうございました!

次に考えたいのは、「この状態をどう維持するか」です。

例えば、

  • 使用後の戻し場所を徹底できる仕組み(色分けや形状に合わせた定位置管理)
  • 定期的な点検ルールの設定(週1回、誰がチェックするか明確にする)
  • カス受けの摩耗や破損時の交換基準を決める

といった対策を加えれば、より安定した運用が可能になります。

今回の改善を活かし、さらなる効率化や標準化に挑戦してみてください!
次の素晴らしい改善報告も楽しみにしています。

この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。13年間で700社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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