5S改善事例:エレベーター前に注意カンバンの明示

【結果/効果】

(なにが)
エレベーター前に置いたままの物が無くなり
(どうなった)
物を移動するムダ・リフトを動かせる人を
探すムダがなくなった。

【専門家コメント】

改善活動ありがとうございます。
エレベーター前に荷物やフォークリフトを置くことを禁止する張り紙を表示した事例ですね。

改善前の状況では、2階からエレベーターで降りてきて
荷物やフォークリフトがあり、エレベーターから出れない状況があったと推察します。

■改善余地
更なる改善を目指すのであれば、
エレベータ前の通路を『赤色』もしくは、『黄色』塗りつぶすし、
仮置き禁止の表示をすることで、通路を確保することが有効です。

生産性が高い工場では、
フォークリフトや台車が通れる通路を明示していることが一般的です。

一方、通路が明示されていない工場では、
荷物や在庫の置き場が毎回変わるため、通路が曖昧になり、物流のためのハンドリングが悪くなります。

どうすれば、工場内物流を効率化できるのかを検討してみてください。

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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