5S改善事例:現品票の入れ物の見直し

【ビフォー】

【アフター】

【結果/効果】

(なにが)
現品票の入れ物が
(どうなった)
ファイルをやめ区分して置くようにした
取り出しに7秒
7秒=7円
7円×8/D×20/M=1120円
年間13440円の削減

【専門家コメント】

クリアファイルで現品票の管理ををしていた状態から
色分けしたクリップを使用して下敷きに挟むことで
見やすく取り出しやすくした事例ですね。

誰でもすぐに取り出せてそのまま使用できるようにすることで
生産性の向上に寄与した素晴らしい事例です。

しかも、他の部署のアイデアを横展開されたとのこと
常にしっかりと工場内を5Sの視点で見渡せている証拠だと
感じ入りました。

引き続き、工場内を見渡して素晴らしいアイデアがあれば
どんどん取り込んでいってくださいね。

ぜひ、周りの皆様にもアピールしていただければと思います。

さて、今後のさらなる改善ですが、
この横展開をさらに広める活動をしてみてはいかがでしょう。

工場の現場では、今回のような現品票を含めて
いろいろな帳票類が溢れかえっているはずです。

それら全てが誰でもすぐに取り出せて、
すぐに使用できるようになっているか、
ぜひ、その素晴らしい目で見渡していただき、
横展開してみてくださいね。

では、次なる改善報告を楽しみにしています。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

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