5S改善事例:作業補助台の補修

【結果/効果】


(なにが)
作業補助台がボロボロになっていた。
(どうなった)
作成しなおしたので製品につく心配もなくなった。

【専門家コメント】

現場で使用している作業補助台を修繕した改善事例ですね。
改善活動ありがとうございます。

作業補助台は、製品を産み出す際に必要な治具で、生産効率アップには欠かせないものだと
認識しています。
その治具がボロボロになって、さらに製品の品質を損ねる可能性があることに
気付いて対応されたのはさすがだと感じました。
ご苦労様でした。

ただ、修繕したのはいいのですが、前回と同じようにクッションをテープで
止めているだけでは、同じように経年劣化にてボロボロになり、また修繕する手間が
必要となってしまいます。

そこで、製品に触れる箇所にテープをむき出しで張るのではなく、
製品に触れる箇所にはテープを貼らずにクッション材だけがあたるように
工夫してみていただければと思います。

その際、製品に触れるクッション材の箇所には、擦れても丈夫な材質をあてがって
おくことも検討してみてください。

なお、このアイデアは、私の主観的なものですので、
ぜひ、私のアイデアを超えた知恵を出していただければと思います。

次回の報告を楽しみに期待しています。

引き続き、がんばってまいりましょう!!

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

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