5S改善事例:ライン密番の清掃

【結果/効果】


(なにが)
品番押印台が汚れていた。
(どうなった)
出来る限り綺麗にしました。
センサーの誤作動の心配がなくなった。
定期的に掃除を行う。

【専門家コメント】

製造ラインの密番を押すための押印台を清掃した事例ですね。

密番台は、スタンプを押すたびに、センサーが密番数をカウントする仕様かと思います。
インクの汚れが蓄積すると、センサーが正しく働かず動作不良を起こすため、
定期的な清掃が必要な箇所ですね。

細やかな改善活動ありがとうございます。

発展的な対策としては、
センサーの誤動作が発生しないよう下記の点を検討してみると良いと思います。

■センサーの定期点検時期を決める
スタンプ数または、期間(毎月、3か月に1回)など
センサーの定期点検時期を決めるのがトラブルの再発防止には有効です。

■密番の印字方式の変更
将来的な必要性や構造的に可能であれば、
製造ラインの密番の方式を変更を検討してみるのも方策の一つです。
(密番の印字の方式としては、現在の印字方法以外に、
 インクジェット、レーザープリント、ラベルプリント、QRコードなどがあります)

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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