5S改善事例:ダスキン回収箱の清掃と明示

【結果/効果】

(なにが)
汚れていて使用済を入れる所が不明。
(どうなった)
判り易くなった。

【専門家コメント】

ダスキンの回収箱が汚れて説明が読めなくなっていて
どこに何を入れるのかがわからなくなっていたのを
キレイに清掃したうえで表示し
何をどこに入れるのか読めるようにした改善ですね。

まずはこの問題個所に気づいたうえで
しっかり改善をしてくれたことに感謝します。

このおかげで間違いが起こる可能性も
小さくなったと思います。
ありがとうございました。

そして次に考えてみるべきなのは
この汚れがなぜ生まれたのか?ということです。

ビフォーアフターの写真のビフォー側を見てみると
何かが擦れてついた汚れと、液体が付着した汚れとの
2種類の汚れが確認できます。

だとするとこれらはそれぞれ
どのようなタイミングで汚れたのか想像がつくはずです。

そのためこれらの汚れがつかないようにするための
あるいはそもそも汚れても定期的に清掃してキレイにするための
新しいルールを考えてみて実行し、効果があるかどうか試してみてください。

すべての改善は試行と錯誤の繰り返し。

この職場内に、良い方法をどんどん増やしていくことで
改善力の高い工場に進化させていっていただきたいと思います。

あなたのさらなる素晴らしい改善報告を楽しみにしています。


この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。13年間で700社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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