5S改善事例:HD88金型工程の明示 第2弾

【結果/効果】

(なにが)
金型を探す時間が無くなり
(どうなった)
切り替え時間が短縮できた。
金型置き場にも同じ印字を行い、
番地決めを行う。

【専門家コメント】

これまでは金型の保管場所が明確でなく
作業者が金型を探すために時間を費やしていたが
金型本体に番地を示す印字を付けて個体管理を開始すると同時に
さらに金型置き場にも対応する番地表示を設置して
保管場所を明確化する仕組みに変更した改善ですね。

この改善によって、金型を探す手間が削減され、
作業効率が大幅に向上することが期待されますね!
迅速な対応、そして職場環境の向上に向けた取り組み、
本当にありがとうございました。

次に考えたいのは、長期的な維持と
さらに一歩進んだ管理体制の構築です。
例えば、金型を使用する頻度ごとに管理し、
使用頻度が高い金型をより取り出しやすい場所に配置するなど、
「整頓」の視点を取り入れるとさらに改善が進むかもしれません。

また、使用後の返却ミスを防ぐために、
チェックリストやQRコードの導入も効果的かもしれません。
ぜひ次回はこうした工夫も検討し、
さらなる改善報告を楽しみにしていますね!

これからも職場の効率化を目指して、
引き続き素晴らしい取り組みを期待しています!

この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。13年間で700社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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