5S改善事例:備品棚の整理

【結果/効果】

(なにが)
棚に置かれていた在庫品、工具、不要物
(どうなった)
いらないものを捨てて並び替えたらスッキリ見やすくなった

【専門家コメント】

雑にモノが置かれていた備品棚において
不必要だと思われるモノを一気に
廃棄処分した改善だと捉えました

おそらくこの備品棚も以前から
ちゃんとスッキリさせたいと
改善者も思ってきたんでしょうね

しっかり時間をかけて整理した改善は
素晴らしい成果だと思います

おつかれさまでした!

実は、この改善をやりながら
気が付いたことがあったと思います

それは。。。

このモノは捨てるべきなのかどうか?

1つひとつ判断をしていくことが
結構面倒ですし、迷いもありましたよね

実は5Sの整理活動のポイントは
この破棄すべき時間的基準の有無

あるモノは何か月使わないものは破棄
あるモノは数週間など基準がありますか?

捨てたらもったいない、とか
判断できないからとりあえあず、とかは論外

そういったモノが職場スペースの
多くを占めていること自体が
異常なハズですよね

この異常が常態化することによって
5Sが進まない工場が出来上がります

だからこそまずは職場にあるモノの
破棄基準があること


まずはそこから
スタートしていただきたいですね

この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。13年間で700社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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