5S改善事例:非現用金型の廃却

【結果/効果】

(なにが)
パンチングに置いてある金型を
(どうなった)
廃棄申請を行い廃却した。91面、36トン!

【専門家コメント】

倉庫に保管されていた金型を廃棄した事例ですね。
91面、36トンの金型を廃棄したとのことで、
これで随分と、倉庫内のスペースの確保が進んだものと思います。

今後の改善の方策しては以下の点を検討してください。

次なる改善案① 倉庫内に通路を確保する
金型を廃棄したことでスペースの確保ができたと思います。
倉庫内での必要なものの運搬がしやすいよう「通路」を確保してください。

運搬物をハンドリングするための通路を確保することで、倉庫内の作業の効率があがります。

次なる改善案② 金型の保管ルールを定める
金型の保管に関して社内でルールを定める必要があります。
社内の保管スペースに関して制限がある場合は、
使用頻度、保管期限に合わせて外部の倉庫や金型の保管サービスを活用する必要もあると考えます。

金型の保管サービスの例:https://www.souco.space/cargo-plans/mold/

客先の保有資産となってい金型も対象で、
無料で無期限に保管するのではなく、
保管方法・保管期間に応じて有料化を検討することが正しい姿だと考えます。

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

目次