5S改善事例:見積り時間の短縮

【結果/効果】

(なにが)
レターケースを購入し、別管理するようにしたので
見積り依頼の図面を探すムダが短縮された。
(どうなった)
1日平均で3分短縮
月間20日=60分の短縮
そして図面の紛失防止になった。

【専門家コメント】

改善活動ありがとうございます。
レターケースを導入し、見積図面を管理方法を見直した事例ですね。

レターケースや机の上を管理・維持するには、以下のポイントを留意してください。

1.レターケースの分類活用
レターケースには、書類や図面をカテゴリごとに分けて収納します。例えば、「未処理」「処理中」「完了済み」など、作業状態ごとにラベルを貼ると、管理が簡単になります。また、頻繁に使用するものは手の届く場所に配置し、使用頻度が低いものは奥に収納するなど、配置の工夫も重要です。

2.書類のデジタル化
可能な限り書類や図面をスキャンしてデジタル化し、クラウドストレージやPCで管理します。これにより、机上の物理的なスペースを削減できます。デジタルデータにタグ付けをすれば検索も容易になり、業務効率が向上します。

3.定期的な整理の習慣化
定期的に不要な書類を処分する習慣をつけることも重要です。週に一度などの頻度で机上をチェックし、不要なものを捨てたり、必要なものを適切な場所に戻したりすることで、整理整頓を持続的に維持できます。

4.小物類の整理
書類や図面だけでなく、文房具やガジェット類も整理します。ペン立てや小型ボックスを利用して、用途別に仕分けることで机上の見た目がすっきりします。

これらのポイントを実践することで、レターケースの利用を効果的に補完し、机上の整理整頓を維持できます。

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

目次