5S改善事例:引出し内の整理

【結果/効果】

(なにが)
平置きに置いていた。
(どうなった)
縦置きにしました

【専門家コメント】

改善活動ありがとうございます。
引き出しの内側の書類の整理ですね。

写真だけでは、分からない面もありますが、この引き出しは個人の机でしょうか?

書類を積み重ねておくよりも、縦置きに変えたことで視認しやすくなったかと思いますが、
どのような種類の書類かによって、保管や管理方法も変わってくるかと思います。

以下のような観点も考慮のうえ、今後の改善を進めてください。

<今後の改善の観点>
観点① 個人が保管すべき書類か、職場で共有するべき書類(情報)か

     -職場で共有すべき情報の場合、個人の机よりも、共有の保管棚などに保管する方がよいです。
      個人の引き出しに仕舞い込むと、どこに書類があるのか分からなくなるため。

     -個人が保管すべき書類であっても、直ぐに処理するもの、
       引き出しにしまうものの基準を決めた方がよいです。
       往々にして引き出しの中に入れたしまったのもは、長期保管になりがちです。

観点② 活用しやすい保管形態を考える。

     -引き出しの中に保管しているということは、今後、その書類を必要とし、活用される予定かと思います。 
      しかし、縦置きがされているものの、インデックスなどの明示がないため、
      どの書類がどこにあるのかが分かりにくい状況です。

      今後の利活用のことを考えると、電子化してドロップBoxなどのフォルダーに保管した方が、
      書類の保存、活用がしやすいかもしれません。

保管した書類を今後、誰が、どのように活用するのかも含めて、改善を進めてください。


 


この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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