

【結果/効果】
(なにが)
油台を整頓、移動する事で通れるように
(どうなった)
約30秒ほど歩いて回っていたものが13秒
で済むようになった
【専門家コメント】
改善活動ありがとうございます。
今回の改善では、設備と設備の間にあった油台を撤去・移動し、設備の間を通行できるようにしたことで、作業動線の効率化が図られました。これにより、これまで設備の周囲を大回りして30秒かかっていた歩行時間が、13秒程度に短縮されたとのことで、確実な効果が得られたと感じます。
(1歩1秒と仮定すると、15歩分の移動距離が削減された計算になります。)
日常的に発生する移動を効率化することは、日々の生産性の向上に大きく寄与します。今回のような小さな改善の積み重ねが、工場全体の生産効率を大きく向上させるポイントとなるでしょう。
■更なる改善提案
さらなる改善案としては、通路を明示的に確保するために、ラインテープの貼付をお勧めします。ラインテープを使うことで、「ここは通路である」という視覚的な認識が促進され、作業員全員が共通のルールを認識できるようになります。
もし通路が不明確なままだと、設備の間にモノが一時的に仮置きされる可能性があり、せっかく確保した通路が再びふさがれるリスクが高まります。視覚管理の一環として、色付きのラインテープ(黄色や緑など)を活用するのが有効です。
小さな改善を積み重ねることで、大きな成果を生み出すことができます。今後も継続的な改善を推進していきましょう。