5S改善事例:受付ロッカー内の整頓

【結果/効果】

(なにが)
乱雑に保管されていた古い書類やカタログ関係を
(どうなった)
不必要なカタログや書物は処分し、必要な物だけを保管、
一部は関連書類のある本棚ロッカーへ移動させた。

【専門家コメント】

おそらくルールがなく収納された古い書類やカタログが
この書類棚の大半を占拠していた状態だったところを
必要・不要をしっかり区分けして処分することで
棚のスペースを大幅に増やした改善ですね。

この取り組みで、情報の整理整頓が進み、
作業効率の向上にも繋がりましたね。
素晴らしい改善活動をありがとうございます!

次のステップとして考えてもらいたいのは、
このような状況が再び起こらないための予防策です。

・なぜ古い書類やカタログが
 放置されてしまったのか
・どのようなルールを設ければ
 情報が適切に管理されるのか
・定期的な見直しや整理のための
 スケジュールはどうするべきか

これらを踏まえ、次なる改善策を検討してみましょう。
例えば、書類やカタログには「有効期限」を設け、
期限が過ぎたものは定期的に見直しを行う。
また、新しい書類が追加される際のルールを明確にし、
不要になった書類は迅速に処分するようにするなどが考えられます。

このような予防策を実施することで、
書類棚のスペースを有効に活用し続けることができ、
更に働きやすい環境を実現できます。

あなたからの次なる改善報告を
心待ちにしています!


この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。13年間で700社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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