5S改善事例:制服ロッカー整理整頓

【ビフォー】

【アフター】

【結果/効果】

(なにが)
担当外の人が見ても分かるようにする為
(どうなった)
1日10秒削減×発生日数5日
1カ月あたり50秒削減 50円削減

【専門家コメント】

改善前は制服の担当者はなんとなくどこに
どのサイズがあるか分かるものの、担当外の人が見ても
分からない状態でした。
そこで制服ロッカーの整理整頓をし、各段にサイズ表示や
ラベルを貼り付けることによって、誰が見ても一目で
どこに何のサイズがあるかが分かるようにした改善ですね。

担当者以外でも分かる仕組みに
してくれた点はとても大切で、
職場全体にとって有益な改善です。

わかりやすさを考慮した整理整頓を
実行してくれたことに感謝します。

次に考えてみてほしいのは、
この状態が今後も維持できるか?です。

例えば補充のたびに乱れたり、
誰かが間違った場所に戻したり
ということは起きていないでしょうか?

今後の「清潔」を守るために
・使用後に戻すルール
・補充時の確認ポイントの明確化
・定期的な整頓チェックの実施
などを検討してみてください。

次なる改善報告を
楽しみにお待ちしています。

目次

5S改善評価

(1)成果の大きさ:A(16点)


担当者以外でも正確に制服を取り出せるようになり、探す時間と間違いを削減。作業効率だけでなく、職場全体の利便性向上にも寄与。


(2)改善の独自性:B(12点)


ラベルによる表示は5S活動の定番手法であり、発想は一般的。ただし「担当外の人視点」で整理を行った点は評価ポイント。


(3)改善の難易度:B(12点)


表示内容の検討・整理、ラベル作成・貼付は短時間で実施可能。ただし段ごとの適切な分類や配置を考える工程は必要。


(4)清潔レベル:B(12点)


現状は整頓状態が確保されているが、ラベル劣化や誤戻し防止の仕組みがまだ不十分。定期点検や補充ルールがあればA以上も狙える。


(5)習慣レベル:B(12点)


習慣化の仕掛けはまだ部分的。使用後の戻しルールや補充時チェックリストを導入すれば、全員が自然に維持できる状態になる。


🧾 総合評価

  • 合計点数:64点
  • 5Sレベル:B

📌 改善の区分

  • ①改善の種類: 整理+整頓
  • ②改善場所: 倉庫
  • ③改善対象: 工具/備品(制服)

💡 発展ポイント

  1. 補充・戻しルール化:誰が使っても乱れない運用手順の設定
  2. 点検表の導入:週1回などの定期整頓チェック
  3. ラベル耐久性強化:保護フィルムや厚手ラベルで劣化防止
  4. 色分け導入:サイズごとに色を変えて瞬時に識別可能に

この改善は、「担当者の記憶を職場全員の共通知識に変えた」という意味で非常に価値があります。

この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。13年間で700社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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