5S改善事例:作業場の整頓 5

【結果/効果】

(なにが)
完成品置き場とシカカリ品置き場の区分を
行った為、
(どうなった)
完成品とシカカリ品の探すムダが無くなっ
た。

【専門家コメント】

改善活動ありがとうございます。
ラインテープを使って、完成品と仕掛品の識別管理を実施した事例ですね。

仕掛品の保管エリアを明示したことで、管理がしやすくなっていましたね。

■更なる改善について
仕掛品の識別管理の水準を高めるポイントは以下の3つです。

視覚的な識別の工夫
仕掛品の状態に応じて色分けや形状の異なるラベルを使用し、
誰でも一目で認識できるようにします。ラインテープや識別タグなどを併用すると効果的です。

デジタル管理の導入
バーコードやQRコードを活用して、製品の進捗や在庫状況をリアルタイムで把握できるようにし、
記録や確認作業を簡素化します。

先入先出管理
仕掛品の置き場の入り口と出口を決める先入先出の管理がしやすくなります。
従業員への識別基準の教育を行い、識別管理の重要性と方法を周知します。
さらに、定期的に管理手順を見直し、改善点を洗い出すことで精度を向上させます。

    これらのポイントを押さえることで、
    仕掛品管理の仕組みを高度化することができます。必要に応じて、検討してみてください。

    この記事を書いた専門家

    製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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