5S改善事例:通箱置場の整理

【結果/効果】

(なにが)
金型置き場に置いてしまっていたロティの空箱を
(どうなった)
出荷台数が減り、すぐに使用しなくなったので
倉庫の通箱置場に移動しました。

【専門家コメント】

改善活動お疲れ様です。
通い場の箱を整理した改善活動ですね。

今直ぐに使わなくなった通い箱を、倉庫に移動させたとのことですが、
今後、倉庫で通い箱が不要品として滞留しないかが気になるところです。

今後の中長期の生産見込みを確認し、過剰に通い箱を抱えているようれあれば、処分することも一つの手段です。

専用の通い箱を作ると、需要の変動やバラつき、ムラがあった場合、
専用の通い箱、備品、工具はダブつきがちになります。

極力、汎用品で賄うことができかいかは、初期段階で検討する必要があります。

また、『いつか使うかも、もったいない』は、
管理コストの増加や場所の占有などを招いている可能性があるので、
不要品となる場合は、自分達で作った基準に基づき処分を進めましょう。

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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