5S改善事例:コイルの紙管や木枠が適当に置かれていたので整頓した

【結果/効果】

(なにが)
木枠を取り出す時間
(どうなった)
木枠の置き場を作りすぐに取り出せるよう
にした。
1日平均で10秒短縮×20日
1カ月あたり:200秒=200円削減

【専門家コメント】

壁際にコイルの紙管や木枠が無造作に積まれていた
招待から、不要な物品を処分することで、
新たなスペースを確保した改善ですね。

5Sの基本である「不要なものを捨てる整理」を
実施いただくことで、スペースを確保し、
さらに、火災報知機まで出現させて安全性の確保にも役立つ
素晴らしい改善事例ですね。
ありがとうございました!

さて、今後の改善に向けてですが、
このままだとまた元の状態に戻ってしまうことが懸念されます。

そこで、以下のことを実施してみてはいかがでしょうか。

 ①時間が経つと、また不要なものが置かれてしまう可能性があるので
  この場所の管理ルールを定めること。

 ②定期的に状態を点検し、不要なものが溜まらないよう
  点検ルールを定めること。

折角時間をかけて整理した場所ですので、
再び乱れる事の無いようにがんばってくださいね。

では、次なる改善を楽しみにお待ちしております。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

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