5S改善事例:ロッカー内の整理・整頓

【結果/効果】

(なにが)
煩雑に置かれていた消耗備品を
(どうなった)
一目で判りやすく整理整頓した。

【専門家コメント】

煩雑に置いていた消耗備品を
整理整頓した改善事例ですね!

ただこの写真が改善前なのか改善後なのか、が
よくわからない状態なのは残念なところで
あなたの努力具合の評価ができないのが残念です。

でもおそらく一定の効果はあったかと思いますので
改善を実行したことに対しては感謝しておくべきですね。
その問題発見と実行動をいただきありがとうございました。

そしてこの写真の状態が改善前だった場合
この後はしっかり見やすく
必要な時にすぐ取り出しやすく
なっているかと思います。

一方でこれが改善後だった場合は
まだまだこれから改善の余地が残されていますよね

まずは以下の手順に従って進めてみてください
①この置き場所に置いてあるモノを書き出す
②そのモノそのものの最適な置き場はどこか考える
→視点はズバリ、使う場所と置き場所の距離=取る時間
③この置き場所が最適である場合はその置き場所に名前を付ける
④置き場所を決めたことを全員に伝える

これってこの置き場所が最適なモノの
帰る場所をつくってあげて
みんながそれを守れるルールづくりを進めるわけです。

それが守れればおそらく、もう煩雑な状態には
戻らない。。。かもしれない=仮説

やっぱり仮説を検証していかないと
最適な方法というのは見つかりません

なぜかというと、世界全国のすべての工場で
場所も敷地面積も働いているヒトの個性も違うため
自分たちで最適解をみつける以外ないんです

ものづくりは提供価値の品質が命です

だからこそ最適解を見つける空気がないと
その工場はお客さまに選ばれ続けることができなくなります

まずは5S活動からその習慣をつくってください

それでは次なるあなたの素晴らしい改善報告を
心待ちにしています♪

この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。13年間で700社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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