5S改善事例:ドリル置き場の見直し

【ビフォー】白のマーカーで書いていたので見ずらい

【アフター】ラベルを貼って見やすくなった

【結果/効果】

(なにが)
ドリルを探すムダが
(どうなった)
1日平均で50秒短縮×月間20日発生
1カ月あたり:1000秒削減 1000円削減

【専門家コメント】

改善前は白のマーカーで
手書きされていたドリルの表記が
見づらく判別しにくい状態でしたね。

そこに着目し、マーカー表記を整理しながら
フォントやサイズを統一したラベルで
見やすく改善してくれた取り組み、
とても素晴らしいと思います。ありがとうございます。

このような整頓の工夫は、誰にとっても
使いやすい職場づくりにつながりますし、
ミスの未然防止にも効果的です。

次の改善視点としては、今後ラベルが汚れたり
剥がれたりしないようにする工夫はできるか?
ということも考えてみてください。

例えばラミネート加工や保護フィルムで
長く清潔に保てるようにする工夫も有効です。

ぜひ今回の改善を一過性で終わらせず、
維持・継続できる仕組み作りへつなげてください。

次なる改善報告を楽しみにしています。

目次

📊 5S改善評価

(1)成果の大きさ:A(16点)


誰が見てもすぐにドリルを識別できる状態になり、探す手間や取り間違いのリスクが減少。作業効率と品質の安定に貢献。


(2)改善の独自性:B(12点)


ラベル化自体は一般的な5S手法だが、「白マーカー手書き」という視認性課題に着目し、統一フォント・サイズで整えた点は着眼が良い。


(3)改善の難易度:B(12点)


ラベル作成・貼付は比較的容易だが、表記の整理や統一規格の決定には多少の準備が必要。


(4)清潔レベル:B(12点)


現時点で見やすさは確保されているが、汚れや剥がれ防止策が未実施。ラミネートや保護フィルムでA以上も狙える。


(5)習慣レベル:B(12点)


今後ラベルが劣化した際に誰が・いつ・どう貼り替えるかのルールがまだ不明確。更新ルールがあれば習慣化レベルは向上。


🧾 総合評価

  • 合計点数:64点
  • 5Sレベル:B

📌 改善の区分

  • ①改善の種類: 整頓
  • ②改善場所: 工場
  • ③改善対象: 工具/備品

💡 発展ポイント

  1. 耐久性強化:ラベルをラミネート加工または保護フィルムで覆う
  2. 更新ルール設定:貼り替え時期や基準を明確化
  3. 色分け導入:サイズ・用途別に色分けで識別スピードをさらに向上
  4. 表示位置統一:すべてのドリルで同じ位置に貼ることで視認性UP

この改善は、「感覚的識別を確実な視覚情報に変えた」という意味で非常に価値があります。

この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。13年間で700社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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