5S改善事例:タップ下穴表の更新

【ビフォー】下穴の種類が少なく、対応に困ることがあった

【アフター】下穴表をダウンロードし、その都度検索するここがなくなった

【結果/効果】

(なにが)
検索するというムダが発生
(どうなった)
1日平均1秒×月間20日発生
1カ月あたり:20秒削減
月平均20円の削減

【専門家コメント】

改善活動ありがとうございます。

今回は最新のタップ加工の下穴表を用意する改善により、作業効率が大幅に向上しました。

従来は紙の資料を探し回る時間や、古い情報による加工ミスのリスクがありましたが、
最新データへの即座のアクセスが可能となり、検索時間の短縮と作業精度の向上を同時に実現できています。

特に多品種加工が多い現場では、
M3からM10まで様々なねじ規格に対応する下穴径を瞬時に確認でき、
タップ折損や不良品発生の削減にも寄与しています。

最新の下穴表が手元にあれば、新人作業者でも迷わず正確な下穴径を選定できる作業環境が整いました。

次なる改善としては、
下穴径を選びやすくするように製造条件をデジタル化し、表示できないかを検討してみましょう。

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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