5S改善事例:カウンターの位置変更

【ビフォー】

【アフター】

【結果/効果】

(なにが)
カウンターの位置を変更した。
(どうなった)
後の工程の作業者が移動無しでカウンターの確認を出来るようになった。
1日平均で3歩短縮×月間20日の発生日数
1カ月あたり:60歩削減

【専門家コメント】

カウンターの位置を後工程の作業者にも見える位置に移動することで
後工程作業者の移動のムダを省いた事例ですね。

後工程の作業者と生産情報を共有することで
生産性を向上させた素晴らしい事例ですね。

生産現場では、製品だけでなく情報も流れています。
この情報に着目した感性に感服しました。

改善活動をありがとうございます。

さて、今後に向けての提案ですが、
まず、この素晴らしい感性を横展開していただき
情報の共有化ができていないところを見つけて
情報共有できる仕組みを構築していってくださいね。

次に、アフターの写真を確認すると
いろいろな線がバラバラに空中に浮かんで配線されています。
中にはスイッチの前に線が垂れ下がっている箇所もあります。

この状態では、操作性や安全性に問題が発生する
可能性があるように見受けられます。

ここは、ぜひ線を束ねて操作性や安全性に問題ないように
配線を工夫してみてくださいね。

では、次回の改善事例報告も楽しみにしております。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

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