5S改善事例:頻度の高い図面を自分専用ファイルとして手元に置く

【結果/効果】

(なにが)
手元に置くことで往復26歩省略できる
(どうなった)
52秒x20日=1,040秒
1,040円削減

【専門家コメント】

改善活動、ありがとうございます。

今回は、使用頻度の高い図面をコピーして手元に置くようにしたことで、
図面を取りに行く時間が削減され、作業効率が向上した良い事例です。

ただし、注意すべき点として「図面の最新版管理」があります。
原本とコピーが別々に存在することで、古い図面を誤って使用するリスクがあるため、
どちらが最新版かを明確にするルールづくりが必要です。

次の改善としては、図面をデジタル化することで最新版の管理が容易になり、
誰でも最新情報にアクセスできる環境が整います。

効率化と品質確保の両面から、デジタル化の導入を検討してみてください。

この記事を書いた専門家

製造業に15年勤務の後、2012年に中小企業診断士として開業。ホームページを使ったWEB集客や、リピーターを増やす顧客管理システム活用支援を得意とする。創業者や経営者が自ら IT を使いこなせるように、分かりやすく丁寧なサポートを進めている。

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