5S改善事例:データ書類作成時のファイル取り出す距離と時間短縮、振り向き動作軽減

【結果/効果】

(なにが)
ファイルを1つにまとめた
(どうなった)
日 ⇒ 42秒
月 ⇒ 924秒
年 ⇒ 11,088秒
年間 11,088円の削減

【専門家コメント】

これまで多くの種類の書類をそれぞれ個別に
ファイルしていた状態から、3種類のファイルを
一つにまとめて、ファイルを取るために振り向く回数を
減らした改善ですね。

ファイルを取り出す手間とムダを省いた
素晴らしい改善事例ですね。

こういった地道な改善、私はとても嬉しく思います。
改善活動、ご苦労様でした。

とはいえ、振り向く動作そのものは
まだ残っています。

ぜひ、ここを無くしていきましょう。

具体的には、ものを配置する場所の改善です。

一般的に作業する際のゴールデンゾーン
といわれるものが存在しており、
それは、身体前面の160度以内の範囲に
身体から50cm以内に作業に必要なすべての
道具やワークを配置するというものです。

本件、参考にしていただければと思います。

ぜひ、さらなる工夫をがんばってくださいね。

では、次回の報告を楽しみにお待ちしております。

期待しております。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

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