5S改善事例:工具・備品倉庫の整理・整頓

【結果/効果】

(なにが)
製品を取りに行ってもらう際、
置き場所を探すムダが
(どうなった)
1日平均で30秒短縮×月間の発生日数4
(1カ月20日稼働で試算してください)
1カ月あたり:120秒削減
(1日30秒削減×発生日数4日)

【専門家コメント】

倉庫内の製品や段ボール箱が
場所を定めずに積まれていた状態から、
床にラインを引いて保管エリアを区画し、
台車を活用して製品を種類ごとに整頓することで、
定位置管理できるように変更した改善ですね。

この改善によって、保管場所が明確になり、
探す手間が減るだけでなく、
作業効率や安全性も大幅に向上しましたね!
台車を使う工夫で、移動もスムーズになり、
作業負担の軽減にもつながったと思います。
素晴らしい取り組み、ありがとうございます。

次に考えたいのは、この「定位置管理」を
いかに維持するかという点です。
例えば、各エリアにラベルを貼って表示を明確化することで、
誰が見ても一目で分かるようにするのが効果的です。

また、製品が増減した場合に備え、
ラインやレイアウトの見直しを定期的に行い、
無駄なスペースを作らないように管理することも重要です。

この整頓状態を維持し、
さらに改善を進めていけるよう期待しています。
次回の素晴らしい改善報告を楽しみにしています!

この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。13年間で700社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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