【結果/効果】
(なにが)
掃除の時間が。
(どうなった)
ビニールシートでカバーを作り取り付けたので、
切粉の飛散が抑えられた。
10分近くかかっていたが、5分くらいになった。
【専門家コメント】
改善活動ありがとうございます。
フライス盤の周囲に飛散防止のビニールカバーを取り付けた改善ですね。
とても良いアイデアです。
カバーを取り付けたことで
フライス加工時に発生する切り屑の飛散防止になり、
設備利用後の清掃時間が10分から5分に短縮されました。
フライス盤や旋盤を使っている工場では、
真似をしたい改善アイデアだと思います。
職場によっては、ビニールカバーを取り付けられない場合は、
以下の工夫を検討してみてください。
1.切り屑の方向を制御する工夫
切削条件(回転数や送り速度)を調整し、切り屑が一方向に飛ぶように工夫することで、
飛散範囲を最小限に抑えることができます。また、切り屑が集まりやすい方向にガードを設置するのも効果的です。
2.集塵装置や吸引装置の設置
フライス盤に集塵装置や吸引装置を取り付けることで、
発生した切り屑をリアルタイムで吸引し、周囲に散らばらないようにします。
これは木製品の加工、特に小さな切り屑や粉塵が発生する際に有効です。