5S改善事例:ワイヤー加工後のバリ(ヘソ)取り作業を無くす。

【結果/効果】

(なにが)
加工物にできるバリ
(どうなった)
切離し作業時にバリ部分を少し食込ませて
加工する事によりバリ取り作業が無くなった
但し、やってはいけない物もある。
バリ取り時間は約5分位短縮される。

【専門家コメント】

加工時に丸穴逃げ加工をすることで
バリ(へそ)の発生を抑制する手法を取り入れた
製品加工時の業務改善ですね。

バリ取りの手間がなくなったうえに
品質まで向上でき、QCDすべてにおいて
向上をもたらす内容でした。

素晴らしい改善提案をありがとうございました。

ただ、この加工方法も、材料が制限されたり
精密さに限界があったりとデメリットもいくつか存在します。

このメリットとデメリットを正確に把握しながら
他の製品への横展開もぜひ試してみてくださいね。

では、あなたのさらなる素晴らしい改善報告を
楽しみにしています。

この記事を書いた専門家

昭和61年静岡大学工学部卒業後、大手装置メーカーに入社する。 入社後、生産ライン構築業務に携わり、品質改善・コスト削減に取り組む。 その後、ソフトウエア商品開発業務に携わり、プロジェクトリーダーとして新商品の開発から上市、販売まで手掛ける。

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