5S改善事例:油入れの明示

【結果/効果】

(なにが)
入っている油が何か分からなかった
(どうなった)
テープで明示を行った

【専門家コメント】

たくさんの油を使っているが
それぞれ何がどの油なのか
わからないことを問題として捉え
しっかりテープで名前を表示した改善ですね。

この行動によって、作業効率が向上し、
使用する油の間違いを防ぐことができるようになりました。
明確な表示は、作業の安全性をも高める重要な改善です。

次に、この改善をさらに発展させるために、
以下の点を検討してみてはいかがでしょうか。

  1. 安全データシート(SDS)の掲示:各油について、安全データシートを近くに掲示することで、作業者が安全に取り扱えるようにします。
  2. 定期的なラベルの確認と更新:油の入れ替えや新しい種類の導入時に、ラベルが正確であることを確認し、必要に応じて更新します。
  3. 使用方法や注意点の追記:名前だけでなく、簡単な使用方法や注意点を記載することで、更なる安全性と利便性を確保します。

これらの取り組みを通じて、職場の安全管理と作業効率の向上にさらに貢献できるはずです。

引き続きの素晴らしい改善活動を期待しており、次回の報告を楽しみにしています。頑張ってください!

この記事を書いた専門家

 大手総合電機メーカーで20年間経験を積んで平成22年に独立。13年間で700社を超える中小企業支援、そして自らも小売業を立ち上げて業績を安定させた実績を持つ超現場主義者。小さなチームで短期的な経営課題を解決しながら、中長期的な人材育成を進める「プロジェクト型課題解決(小集団活動)」の推進支援が支持を集めている。

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